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たいわんやまつばき [Camellia hozanensis Makino et Nemoto] 別名 ホウザンツバキ
解説
- 起源
- 奄美大島から台湾中部まで分布し、植物分類学的には、ヤブツバキに含めることが多いが、一般に花が小型で細い筒状となるため区別されることがある。
- ヤブツバキと比較して、蕚苞の数が多く、子房内の胚珠数が多いとの指摘もある。
- 分布:日本(奄美大島、沖縄諸島)、台湾。
- 特徴
- 花:紅色、5~6弁、花径3~4cm。開花期は2~4月。
- 葉:長楕円~楕円形、長さ7~10cm、幅4~5cm、表面は濃緑~暗緑色で、葉脈は比較的不鮮明。
- 2n=30。
- 参考文献
- 箱田直紀・足立尚義 ツバキ属の原種 西武舞鶴植物研究所報告 1: 1~54