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ササゲ属野生種 [Vigna minima (Roxb.) Ohwi & Ohashi]

解説

分類
Vigna minima は,ササゲ属(Vigna)アズキ亜属(Ceratotropis)に属する。Tateishi (1984)によれば,V.minima は種内多様性の高い種である。小葉は線形から卵形で,極端な例として同一個体内に線形から卵形までの小葉が現れることがあり Phaseolus heterohyllus と同定されていたことがある。2n=22 。
分布
台湾,中国,インドシナ地域,マレーシア,フィリピン,ニューギニア (Tateishi, 1984)。
特徴
V.minimaの花は黄金色である。種皮は平滑で暗渇色。種子は楕円形,へそは線形で仮種皮は厚く隆起する。成熟した莢は無毛またはほぼ無毛で長さ 5-8.5cm。
一莢内の胚珠数は 9-12。披針形または狭卵形の托葉は小さく,長さは 3-5mm で幅は 4mm 以下。小包は三角-卵形または披針形で先端が尖り,萼筒とほぼ同じ長さである (Tateishi 1984)。発芽は地下子葉型で心形の初生用には葉柄がある。
遺伝資源として
V.minimaに関して病害虫に対する抵抗性程度など遺伝資源としての評価は行われていない。
参考文献
Tateishi,Y. 1984. Contributions to the Genus Vigna (Leguminosae) in Taiwan I. Sci. Rep. Tohoku Univ. 4th ser. (Biology) 38: 335-350.