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シカクマメ [Psophocarpus tetragonolobus (L.) DC.]

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    種子 - JP 222483

解説

日本における状況と農業生物資源ジーンバンクからの情報
最近までシカクマメの日本での栽培はみられなかった。1986年,農林水産省は ”ウリズン”という品種を育成した。この品種は,沖縄県で夏場に若莢を生産する目的で裁培されている。
起源
シカクマメの起源に関しては,2つの仮説がある。ひとつは比較言語学的研究からアフリカが起源であるとする説である (Burkill,1935, Smartt, 1980 からの引用) 。もうひとつは熱帯アジア起源説である (Smartt, 1980)。
Smartt (1980)は,祖先野生種と思われる P.grandiflorus がアフリカから熱帯アジアに導入され,熱帯アジアで栽培化されたと考えている (transdomestication theory)。
分類
Psophocarpus 属には 8種の野生種と1種の栽培種(シカクマメ)が知られている。野生種の分布はすべてアフリカである。2n=18 (20)。
特徴
シカクマメは主として熱帯アジアやニューギニアの湿潤高地で栽培される多年生の草本である。
花は青みがかった紫。莢の長さは 15cm から 30cm。莢の横断面は四角く,シカクマメの名前の由来になっている。種子は丸みがあり,黒,褐,茶,黄,白および斑紋種もある。
利用
若莢,花,葉は野菜として利用されている。根茎は生またはジャガイモと同じように調理されて食べられている。根茎を目的とした栽培はニューギニア高地およびミャンマーのシャン州でみられる。
参考文献
Burkill,I.H. 1935. A Dictionary of the Economic Products of the Malay Peninsula. London: Crown Agents.
Smartt,J. 1990. Grain Legumes : Evolution and Genetic Resources. Cambridge University Press. p.266.