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ホースグラム [Macrotyloma uniflorum (Lam.) Verdc.]

  • 種子
    種子
  • 種子
    種子
  • 花
  • 莢
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解説

日本における状況と農業生物資源ジーンバンクからの情報
ホースグラムは日本では栽培されておらず,輸入して利用されることもない。
起源
ホースグラムの起源は不明である。遺伝的多様性が最も高いのはインドからヒマラヤにかけての地域であるという (Zeven and de Wet, 1982)。
分類
以前は,ホースグラムはリンネの分類に基づいて Dolichos属に入れられていた。Verdcourt (1980) は,ホースグラムを Macrotyloma属に分類する説を提唱した。
Verdcourtの新分類によれば,Macrotyloma は25種から構成される。彼の新分類体系では,これまで Dolichos属に入れられていた黄色い花の種は Macrotyloma属に移された。
2n=20,22,(24)。
特徴
ホースグラムは南インドでもっとも多く裁培されている (Smartt,1990)。ホースグラムは細身で半直立性またはややつる性の一年生草本である。
葉は3出葉。花は黄白。さやは偏平で5ー7粒の種子が入る。種子も偏平で小さく長さ3-6mm。種皮は平滑で種皮色は薄赤,褐,黒または斑入りである (Purseglove, 1974)。
利用
ホースグラムは南インドで貧乏人のマメと呼ばれる。そこではホースグラムのマメは炒った後,そのままあるいは挽割りにして揚げるか茹でるかして食べられる (Purseglove, 1974)。
種子はまた普通茹でた後,牛や馬の重要な飼料となる。茎,葉およびさやは飼料となる。
ミャンマーでは完熟種子は茹でた後塩と混ぜて発酵させ,ダイズから作る醤油のようなものを作る。ホースグラムは緑肥作物としても栽培される。
参考文献
Purseglove, J.W. 1974. Dolichos uniflorus, In "Tropical Crops : Dicotyledons." London : Longman. pp.263-264.
Smartt,J. 1990. Horse gram. In "Grain Legumes" Cambridge University Press. pp.298-299.
Verdcourt,B. 1980. The classification of Dolichos L. emend. Verdc., Lablab Adans., Phaseolus L., Vigna Savi and their allies. In "Advances in Legume Science" eds.R.J.Summerfield and A.H.Bunting. Kew Royal Botanic Gardens. pp.45-48.
Zeven,A.C. and J.M.J. de Wet 1982. Dictionary of cultivated plants and their regions of diversity. Centre for Agricultural Publication and Documentation, Wageningen.