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ハクサイ [Brassica rapa L. Pekinensis Group (= B. pekinensis (Lour.) Rupr.)]

  • 植物体
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解説

起源
近東より複数の経路で東進した B.campestris が中国に至り、カブ類が北部、タイサイ類が南部で発達し、両者が南北朝代に華中で交雑して原始型の不結球ハクサイとなり、清代初期までに華北で結球ハクサイとなったとする説が有力である。河北の直筒型、河南の平頭型、山東の卵円型が基本的生態型で、平頭型から極早生の南方型が派生した。日本のハクサイは明治時代に山東省より導入された結球山東、芝罘、包頭連を基礎とし、卵円型に属する。
特徴
2年生で生育が速く葉数が多い。根出葉は柔軟多汁、淡緑~濃緑色、全縁のへら型で葉柄はほとんどなく、結球期には中肋が扁平幅広となり葉幅/葉長の比が増大する。球形は偏円、倒卵、卵円、短円筒、長円筒など。球葉の重なりに側方・扇状の抱合と、頂部・キャベツ状の包被が区別され、長球は抱合、扁平球は包被が中心で、中間は両者を種々の割合で含む。抱合するが球頭部が開くものは半結球ハクサイとする。球内葉が黄色(黄心)、球上部または中心部の露出した葉が白~黄色(花心)の品種もある。
利用
煮食、浅漬け、各種漬物など。
参考文献
李家文著 '中国的白菜' 農業出版社 (1980)