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ライ小麦 [Triticum sp. x Secale sp]
穂
植物全体 - JP 51588
植物全体 - JP 74954
穂形 - JP 25074
種子 - JP 25074
植物全体 - JP 25068
種子 - JP 25083
植物全体 - JP 25099
穂形 - JP 25068
種子 - JP 25086
穂形 - JP 51588
解説
- 日本における状況
- 日本での栽培はほとんどない。
- 起源・分類
- コムギとライムギの交配から得られた新作物(Triticale)である。
- 親に用いたコムギの倍数性により2n=42の6倍体(AABBRR)と2n=56の8倍体(AABBDDRR)の種がある。
- コムギにライムギの不良環境適応性を付与し、いままで小麦が栽培できなかった地域で栽培することを目的に作られた。
- 特徴
- 植物体の形質は、コムギとライムギの中間的よりライムギにやや近い性質を示し、耐寒性が強く、自家稔性がある。
- 稈長はライムギより短い。小穂は3~4小花からなり、小花や穎果については、コムギに似かよっている。
- 利用
- コムギの用途に準じるが、品質面でまだ改良の余地がある。
- 参考文献
- 野口・川田 監修(1987) 農学大事典(第2次増訂改版) 養賢堂
- 星川清親(1983) 新編食用作物 養賢堂