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Oryza alta Swallen
解説
- ゲノム記号
- CCDD
- 染色体数
- 4倍体, 2n=48
- 分布
- ベリーズ、ブラジル、コロンビア、ガイアナ、パラグアイ、ベネズエラ
- 主な形態的特徴
- ラテンアメリカの近縁種であるO. latifoliaとの区別は、より大きい小穂(7mm以上)、より広い葉幅(5cm以上)による。草丈は4mに達する。多年草。
- 生育地
- 池や湖のほとり等、湿地的環境の開けたサバナに生育する。水の深いところで浮島のように生育することも多い。栄養分に富んだ白い水系でもまたは貧栄養の黒い水系でも生育する。
- 潜在的有用性
- 草丈が高く、幅広の葉をもつので、飼料やバイオマス生産に有用であると思われる。
- 備考
- 個体群の研究において、分類のキーとなる形態的特性が連続的な変異を示したことから、本種はO. latifoliaの広義のエコタイプであると考えられる。
- 参考文献
- O. latifoliaの項を参照。