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えん麦 [Avena sativa L.]

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  • 花
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解説

日本における状況
青刈用または子実用として、飼料に利用される。九州地方で青刈用の栽培が多い。
起源・分類
イネ科のカラスムギ属に属し、栽培種は6倍体(2n=42)である。麦畑の雑草であったのが栽培化され、麦類の伝播に伴って広まっていった。日本には、江戸末期から明治初期に輸入されたといわれている。
特徴
裸性の品種以外は粒に穎が密着する。細長く表面に毛が疎生し、背面に縦溝がある。先端はやや尖って刷毛がある。複穂状花序で、各節に1次枝梗を4~5本輪生し、さらに2次枝梗を出す。1小穂は、2~3小花からなり、基部に近い小花ほど発達がよい。第3小花はたいてい不稔で、通常1小穂に2粒実る。
利用
食用には精白して、オートミールなどとして利用される。蛋白含量が多く、脂質や食物繊維も多い。用途の大部分は、飼料用である。
参考文献
野口・川田 監修(1987) 農学大事典(第2次増訂改版) 養賢堂
星川清親(1983) 新編食用作物 養賢堂
長田武正(1993) 増補 日本イネ科植物図譜 平凡社