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よくいただくご質問とその回答をQ&A形式でまとめました。この他にもご不明な点がございましたら、お手数ですが別途お問い合わせください。

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電話で各種問い合わせをしたいのですが。また、ジーンバンクを見学できますか。

聞き取りミスや伝言ミス等を避けるためにも、なるべく専用フォームまたはFAX(029-838-7054)でのお問い合わせをお願いいたします。追って担当者より回答申し上げます。なお、見学につきましては、農業生物資源研究所の「視察・見学を希望される皆さまへ」をご確認のうえ、事前にお申込みください。その際、「見学目的」の欄に、ジーンバンクを見学したい旨ご記入ください。

ジーンバンクWebサイトを閲覧するために適したブラウザはありますか。

当サイトはMicrosoft Internet Explorer 8.0に最適化されております(2010年4月現在)。Mozilla Firefox 3, Safari 3(ともにWindows版)等でも動作確認を行っておりますが、これらよりも古いブラウザや、JavascriptおよびCookieを無効にした環境下では機能の一部がご利用頂けない可能性があります。

生物遺伝資源の受入に関して

生物遺伝資源(植物、微生物、動物、DNA等)をジーンバンクに提供したいのですが。

独立行政法人農業生物資源研究所が実施する当ジーンバンク事業は、我が国の食料・農業上の開発および利用等に貢献するため、農業生物遺伝資源の保全と利用促進にあたっています。この事業の趣旨へご同意頂くことを原則として、ご提供頂く生物遺伝資源を受け入れております。なお、ジーンバンクが提供・保管に際して費用を請求することはありませんし、提供にかかる費用や対価をお支払いすることもありません。
受け入れた生物遺伝資源は、当研究所が定める生物遺伝資源管理規程に基づき取り扱い、広く試験研究(育種を含む)または教育用として配布されます。それぞれの受入の対象とする要件は、生物遺伝資源管理規程第3条をご覧ください。
なお、微生物遺伝資源部門では、一部微生物種を除き、随時受け付けておりますので、遺伝資源の受入についてをご覧ください。植物、動物およびDNA等は、別途対応させて頂いておりますので、専用フォームをご利用ください。

提供した生物遺伝資源がジーンバンクに登録された場合、それを特定するような表記がされるのでしょうか。

提供者に記載頂いた学名、品種・系統名、来歴、性状等の情報に基づいてデータベースに収録し、配布対象としての準備が整い次第、公開させて頂きます。公開情報として提供者がわかるように組織名や個人名を記載する場合もあります。

植物遺伝資源をジーンバンクへ提供しようと思います。どのようにすれば良いですか。

はじめに、ご提供頂く植物遺伝資源の学名、品種・系統名、来歴、性状等の情報を指定様式にご記入頂きます。それらの情報を検討したうえで、受け入れできそうな場合は、当該植物遺伝資源のサンプルを送付頂きます。サンプルを用いてこちらで状態等をチェックし、ジーンバンク登録保存の可否を判断させて頂きます(判断までに2~3ヶ月以上かかる場合があります)。「可」と判断した場合、当該植物遺伝資源の登録保存のためにご提供頂く、必要な数量と形態を連絡いたします。

遺伝資源を提供した場合に、何か特典はありますか。

第三者への配布が可能な生物遺伝資源(DNA等を除く)を2009年4月1日以降に当ジーンバンクへご提供頂いた方は、その同等点数(品種・系統数、株数)まで無料で配布を受けることができます。無料配布を希望される場合は、「生物遺伝資源配布申込書」にその他連絡事項としてその旨ご記入ください。
「ジーンバンク事業へ提供した者」は、個人または組織(機関、部、科、室等)の長とします。組織に所属する方へは「ジーンバンク事業へ提供した者」たる当該組織の長から確認を得た後に配布させて頂きます。
なお、植物遺伝資源相互、微生物遺伝資源相互または動物遺伝資源相互による配布となります。例えば、稲類10点をご提供いただいた方に麦類6点・豆類4点を無料配布することはできますが、微生物や動物を無料で配布することはできません。

生物遺伝資源の配布に関して

ジーンバンクではどのようなものを配布していますか。配布は全て有料ですか。個人として配布してもらうことや試験・研究・教育目的以外に配布してもらうことは可能ですか。配布を受けられない場合(配布制限)がありますか。

食料・農業に係る生物遺伝資源を、試験研究(育種を含む)・教育目的で使用されるユーザーに配布しています。「データベース検索」でヒットする生物遺伝資源が基本的に配布対象です。原則として有料ですが、無料で配布できる場合もございます。生物遺伝資源管理規程第6条をご覧ください。なお、個人(未成年者を除く)でも配布申込は可能です。ただし、園芸などの趣味のためには配布しておりません。その場合は、市販品をご利用ください。その他、生物遺伝資源の配布を受けられない場合(配布制限)があります。生物遺伝資源管理規程第7条をご覧ください。

(植物遺伝資源)
稲類、麦類、豆類、いも類、雑穀・特用作物、牧草・飼料作物、果樹類、野菜類、花き・緑化植物、茶、桑、熱帯・亜熱帯作物等を、種子、栄養体(芋類、果樹等の穂木または苗木)または培養物の形態で配布しております。詳細は、植物遺伝資源の検索をご覧ください。

(微生物遺伝資源)
細菌、糸状菌、酵母、放線菌、植物ウイルス、バクテリオファージ、昆虫・動物ウイルス、ファイトプラズマ、ウイロイド線虫、原虫などを、真空凍結乾燥アンプルやスラント培養物の形態で配布しております。詳細は、微生物遺伝資源の検索をご覧ください。

(動物遺伝資源)
家畜、家禽、農業昆虫などを、生体、生殖質または細胞の形態で配布しております。詳細は、動物遺伝資源の検索をご覧ください。

(DNA等)
イネやブタの遺伝子の本体であるDNA等を配布しております。詳細は、配布可能なDNAをご覧ください。

配布数量および配布価格はどのくらいですか。

(植物遺伝資源)
配布数量及び配布価格表をご覧ください。

(微生物遺伝資源)
配布数量及び配布価格表をご覧ください。
微生物1株につき標品(アンプル、チューブ、スラント等)1点を配布しております。植物ウイルスについては、凍結乾燥した感染葉1枚~半枚程度を細かく切断して入れており、量にして0.5~1g程度です。線虫の場合は、500~20000頭の範囲です。

(動物遺伝資源)
配布数量及び配布価格表をご覧ください。

(DNA等)
DNA価格表をご覧ください。

植物遺伝資源の「JP番号」「保存番号」とは何ですか。

JP番号は当事業における系統・品種のID番号で、保存番号はその下位に従属する管理番号です。保存場所等が異なる場合に、1つのJP番号に対して複数の保存番号が関連付けられることがあります。配布申込書にはJP番号を記入していただきますが、保存番号を特に指定される場合は備考欄にその旨ご記入ください(ただし、配布できない保存番号もありますので、予めご了承ください)。

NIASコアコレクションに含まれる品種の一部だけを配布して欲しいのですが。

NIASコアコレクションについては、掲載しているセットのみでの配布になります。

蚕の幼虫や繭・果樹の葉や実は配布してもらえるのでしょうか。

ジーンバンクが配布している生物遺伝資源の種類や配布形態は、配布数量及び配布価格表に掲載されているもののみです。蚕の幼虫や繭、果樹の葉や実の配布には対応しておりませんのでご了承ください。

在庫の有無はどうすれば確認できますか。

(植物遺伝資源)
種子については、データベースで検索し配布可否が「可」のものは在庫がございます。栄養体(芋類、果樹等の穂木または苗木)については、配布可否が「可」であっても配布時期が限られるため、確認に期間を要します。ご利用の希望がございましたら、「生物遺伝資源配布申込書」および「同意書」へ記入・押印後、FAX等でお申込み頂ければお調べいたします。また、配布不可等、支障のある場合には、その旨ご連絡いたします。

(微生物遺伝資源)
データベースで検索できる微生物遺伝資源は、いずれも配布対象としています。ただし、配布時検査確認により、発送までに期間を要する場合や、低品質等のため配布できない場合がございます。ご利用の希望がございましたら、「生物遺伝資源配布申込書」および「同意書」へ記入・押印後、FAX等でお申込み頂ければお調べいたします。また、配布不可等支障のある場合には、その旨ご連絡いたします。

(動物遺伝資源)
動物遺伝資源の検索で表示される動物遺伝資源は、いずれも配布対象としています。ただし、配布用の在庫数量に限りがあり、配布できない場合がございます。ご利用の希望がございましたら、「生物遺伝資源配布申込書」および「同意書」へ記入・押印後、FAX等でお申込み頂ければお調べいたします。また、配布不可等支障のある場合には、その旨ご連絡いたします。

(DNA等)
配布可能なDNA」で検索できるDNA等が配布対象です。ただし、低品質等のため配布できない場合がございます。ご利用の希望がございましたら、「生物遺伝資源配布申込書」および「同意書」へ記入・押印後、FAX等でお申込み頂ければお調べいたします。また、配布不可等支障のある場合には、その旨ご連絡いたします。

希望する生物遺伝資源が、ジーンバンクのデータベースで検索してもヒットしないのですが。

検索でヒットするものが、原則としてジーンバンクで保存している生物遺伝資源です。品種名等がご不明な場合でも、ご利用の希望がございましたら、生物遺伝資源を特定するためのできるだけ多くの情報を、お問い合わせフォームによりジーンバンク事業推進室へお問い合わせください。なお、確認に期間を要する生物遺伝資源や配布制限・在庫少量・低品質等のため、配布することが出来ない生物遺伝資源もございますので、あらかじめご了承ください。
関連FAQ: 「在庫の有無はどうすれば確認できますか。

配布を受けるまでにどれくらいの期間を要しますか。至急(指定期日までに)配布してもらいたいのですが。

生物遺伝資源の種類によって配布にかかる期間が異なります。生物遺伝資源の生育状況や保存状況等から配布可能であるか確認したうえで手続きを行っております。また、代金前払いのため、お支払い事情によりましても配布にかかる期間が異なります。提出から受領まで期間を要する場合もございますので、試験研究等の計画に応じてお早めにお申込み頂くようお願いいたします。

(植物遺伝資源)
種子の場合は、代金納入確認後1週間程度で発送いたしますが、イモ・サトウキビ・牧草・果樹・イチゴ・花き・茶・桑等の栄養体で配布するものは、配布時期が限られますので、確認そのものに期間を要します。例えば「桑」の配布時期は2~3月ですが、苗木の場合は、前年の1月末迄にお申込み頂かないと、生産準備が間に合いません(接穂・挿穂の場合は、同年の1月末迄にお申込み頂けば配布が可能です)。

(微生物遺伝資源)
配布の承諾や配布時検査(雑菌の混入、生残率の低下および変異が無いことを確認)には通常1~3週間、微生物遺伝資源により1~2ヶ月(マツタケおよびその近縁種のような生育が極端に遅い菌種の場合は~6ヶ月)を要する場合があります。

(動物遺伝資源)
蚕種は、春蚕期、秋蚕期等配布時期が限られますので、ご入金までの諸手続きを考慮し、配布を受ける2ヶ月前までにお申込みください(4蛾以上をお申込みされる場合は1年前までお申込みください)。「生物遺伝資源配布申込書」に掃立て予定日(飼育開始日)をご記入ください(ご自身で催青されるのであれば、その旨ご記入ください)。なお、掃立て予定日をご指定された場合は、催青等に係る事前調整があるため、ご入金後3週間以上の期間がないと、その日に合わせたものの配布が間に合いませんので、ご入金までの諸手続きを考慮し、余裕をもってお申込み頂くようお願いいたします。
関連FAQ: 「在庫の有無はどうすれば確認できますか。

(DNA等)
DNA部門のDNA配布のページをご覧ください。

配布手続きはどのような流れですか。

配布申込者は、各生物遺伝資源部門の「データベース検索」からご希望のものを選び、オンラインでお申し込みいただけます。当該生物遺伝資源が配布可能であるか確認でき次第、請求書が送付されますので、指定銀行口座にお振込みください(前払いでの取り扱いのみとしておりますので、あらかじめご了承ください。なお、支払期限や延滞利息はありません)。代金納入確認後に生物遺伝資源の準備が出来次第、発送いたします。
試験研究等が終了したときは、速やかに「試験研究等結果報告書」を提出してください。また、配布された生物遺伝資源を用いた試験研究等の成果を公表するときは、その論文・資料等を提出してください。「生物遺伝資源配布申込書」に記載した事項に変更を生じるときは、事前に「変更届出書」を提出してください。
詳細につきましては、各生物遺伝資源部門の「配布手続き」(DNA部門は、DNA配布)のページをご覧ください。

オンラインでの申し込みについて説明してください。

植物遺伝資源および微生物遺伝資源については、「遺伝資源データベース」を利用して配布申込みを行うことができます(ブラウザのJavascriptおよびCookieを有効にしてください)。希望する遺伝資源を検索し、検索結果一覧の「配布申込」列(コアコレクションについてはページ下部のフォーム)より手続きを開始してください。オンラインでの同意をもって同意書の提出に代えることができますが、研究機関等に所属の方がオンラインで申し込まれるにあたっては、事前に所属部科室等の長の同意を得ていただく必要があります。

「生物遺伝資源配布申込書」の記載方法詳細を説明してください。

生物遺伝資源配布申込書の申込年月日から実施期間の欄まで、お申込みの都度ご記入お願いいたします。また、こちらからの連絡用のため、申込者のTEL, FAX, E-mailは、お持ちの方は記載してください。なお、過去に生物遺伝資源の配布を申込まれた方には利用者番号が付与されていますが、不明であれば未記入でかまいません。
所属部科室等の長の氏名については、大学にあっては学長・学部長・教授・准教授のいずれか、国公立の研究機関またはこれに準ずる機関にあっては当該研究機関の長・部(科・室)長のいずれか、会社またはこれに準ずる機関にあっては会社の代表者・研究担当部門の代表者および前記に準ずる者のいずれかが記名および押印してください。ただし、個人として申込まれる場合は記名および押印は不要です。
試験研究目的等を記入して頂くのは、配布する生物遺伝資源が試験研究(育種を含む)または教育用に使用されるか否かを審査・確認するためですので、内容の詳細を記入する必要はありません。
実施期間については、最長5年を目安としてください。配布申込書に記載した実施期間を超えて試験研究等を継続される場合には、「変更届出書」をご提出ください。

配布された生物遺伝資源を、他の者と共同で使用してもよいですか。

配布された生物遺伝資源を第三者に譲渡・転売・貸与することは固く禁止しています。配布を受ける者との共同研究者が使用される場合には、お申込の際にジーンバンク事業推進室へご相談ください。

海外への配布も行っているのでしょうか。

海外からお申込があれば、海外への配布も行っております。ただし、動物遺伝資源および外国為替及び外国貿易法に規定される微生物株につきましては、海外への配布は行っておりません。

生物遺伝資源管理規程第6条第2項の「・・・その他配布に必要な書類の提出」についてはどのようなものがありますか。

(1)「微生物遺伝資源の検索」の結果、一覧表示の備考列に「P」記号があるもの、もしくはMAFF番号ごとの詳細表示において「法律 植物防疫法」が記載されているものは、植物防疫法に基づく輸入検疫有害菌です。それらの配布にあたっては、事前に「輸入検疫有害菌譲受許可申請書」を植物防疫所へ提出していただき、交付される「輸入検疫有害菌譲受許可書」の写しを当ジーンバンクへ送付していただく必要があります。同申請書のご記入に際し、指定微生物株保存機関における輸入許可指令番号および菌株番号等必要な事項については当ジーンバンクへお問い合わせください。詳しくは、農林水産省植物防疫所ホームページをご覧ください。

(2)微生物遺伝資源が、(Acidovorax avenae subsp. citrulli(スイカ果実汚斑細菌病)およびFusarium oxysporum f.sp. pisi(えんどう萎ちょう病菌)にあっては、配布が可能であれば、植物防疫所へ配布先を連絡すると共に、申込者から植物防疫所へ「病菌利用届」を提出するよう通知することにしておりますので、その利用についての許可連絡の写しが必要です。お申し込みされるようでしたら、配布時検査(成育等)確認の結果および「病菌利用届」の見本についてご連絡いたします。

(3)微生物遺伝資源が、家畜伝染病予防法に基づく輸入禁止の家畜伝染病の病原体にあっては、農林水産省生産局長による譲受許可書の写しが必要です。

(4)なお、海外からの配布申込にあたっては、生物遺伝資源の輸入に際し、当該国の輸入許可証が必要となる場合があります。

見積書、納品書、請求書または領収書を発行してほしいのですが。

(見積書)
見積書は一切発行しておりませんので、あらかじめご了承ください。請求書により契約金額を確定する等、貴機関の経理担当者に適宜ご相談ください。

(納品書)
納品書につきましては、これに相当するものとして「生物遺伝資源配布通知書」を発行しております(押印省略)。

(請求書)
前払いのため、お申込み頂いた当該生物遺伝資源が配布可能であるか確認でき次第、請求書を送付いたしますので(1通のみ、押印有)、内容をご確認ください。このため、発行時期を事前にお伝えすることはできません。原則として、宛名は所属機関名(所属部科室を除く)としております。宛名を空欄にはできませんが、指定される場合は、「生物遺伝資源配布申込書」にその他連絡事項としてその旨ご記入ください。また、請求書の宛名とお振込名義人が異なる場合には、誤入金として処理されるだけでなく、返金となるおそれもありますのでご注意ください。なお、請求書が届いた後でもキャンセルは可能ですが、代金納入後のキャンセルはご容赦願います。

(領収書)
ご希望がございましたら発行いたしますので(1通のみ、押印有)、「生物遺伝資源配布申込書」にその他連絡事項としてその旨ご記入ください。※原則として、宛名は所属機関名(所属部科室を除く)としております。宛名を空欄にはできませんが、指定される場合は、その旨明記願います。

「生物遺伝資源配布申込書」に記載した事項に変更を生じる場合どうすればよいですか。

事前に「変更届出書」を提出してください(E-mailまたはFAX可。不明の箇所は未記入でかまいません)。転勤等により配布申込者の所属機関等が変更になる場合は、変更届出書を提出して頂ければ、その他の手続きは必要ありません。また、退職、転勤等により配布申込書に記載した試験研究等を継続できなくなった場合は、その所属機関においてこれを引き継ぐ者がいる場合は、その者が同意書を改めて提出して頂ければ、当該生物遺伝資源を継続して使用することができます。

実施期間または試験研究等が終了したのですが、その報告書に具体的なデータを記入しなければなりませんか。また、配布された生物遺伝資源は廃棄または返却しなければなりませんか。

生物遺伝資源の配布を受けた者は、実施期間または試験研究等が終了次第、その結果について遅滞なく「試験研究等結果報告書」を提出してください(E-mailまたはFAX可。不明の箇所は未記入で構いません)。試験研究等の成果の要約欄は、結果がない場合についても、その旨記入してください(論文作成・特許出願などのために詳細なデータを記入したくない場合は、公開できる範囲の概要程度の内容でかまいません)。今後とも末永くジーンバンクをご利用頂くためにも、ジーンバンクの活動を支える報告書の提出にご協力くださるようお願いいたします。なお、配布された生物遺伝資源は、実施期間または試験研究等が終了後も廃棄・返却の必要はありませんので、そのまま保持して頂いてかまいません。ただし、再度使用する場合は事前に「変更届出書」を提出し、試験終了時には改めて「試験研究等結果報告書」を提出してください。

同意書に関して

生物遺伝資源の配布を受けた場合に責任と義務はありますか。

同意書の内容をご確認ください。なお、研究所の許可が必要な場合や各種の提出および連絡は、E-mailまたはFAX等によりジーンバンク事業推進室までお願いいたします。

知的財産権その他の権利を得ようとする場合に、事前通知したあとの扱いはどうなりますか。

独立行政法人農業生物資源研究所等に知的財産権その他の権利に係る権利の持ち分があると思われる場合には、担当者と協議を行って頂きますので、よろしくご対応のほどお願いいたします。

配布された生物遺伝資源を産業的に利用したり、特許を取得したりしても構わないですか。

試験研究(育種を含む)または教育用に限定して生物遺伝資源を配布しております。その他の目的では使用できませんので、あらかじめご了承ください。
試験研究(育種を含む)または教育用に利用し終了した生物遺伝資源については、ご署名いただいた同意書にありますように、申込者等(所属機関)のご判断および責任において対応いただくことになります(育成者権または特許権で保護されているものを無許可で生産・販売等を行われますと種苗法または特許法違反になりますのでご注意ください)。
また、配布した生物遺伝資源自体を育成者権または特許の対象とされることは認められませんが、当該生物遺伝資源を利用されて得られた研究成果等について特許権を取得されることを妨げるものではありません。
知的財産権その他の権利の取得を希望される方は、専用フォームまたはFAX(029-838-7054)で事前にお問い合わせください。

同意書に「係る権利の持ち分については、研究所等および配布申込者等による協議・合意の上、決定します」とありますが、権利関係はどのようになりますか。

当ジーンバンク事業で配布している生物遺伝資源には、特許権をはじめとする知的財産権や占有権が付いているものがあります。そういった権利のすべてを当研究所が有しているわけではなく、他の研究所等が有していたり、共同で有している場合もあります。また、現在はそういった権利などが全く付いていない生物遺伝資源でも、将来、試験研究等を通じて、持ち分を含めなんらかの条件付きで出願・付帯される可能性があります。そのため、お申し込み頂いた生物遺伝資源ごとに個々に権利関係を確認し、新たな権利の出願等にあたっては、事前にその時点での法令等に照らしつつ協議させて頂くこととしております。なお、その協議の際に当研究所等が必ずしも持ち分を主張するわけではありません。
関連FAQ: 「知的財産権その他の権利を得ようとする場合に、事前通知したあとの扱いはどうなりますか。」「配布された生物遺伝資源を産業的に利用したり、特許を取得したりしても構わないですか。」「微生物遺伝資源の特許について知りたいのですが。

配布された生物遺伝資源から抽出した物質、または生物遺伝資源が生産した物質を第三者に譲っても構いませんか。

配布された生物遺伝資源を第三者に譲渡・転売・貸与することは許可しておりませんが、配布された生物遺伝資源から抽出した物質や生物遺伝資源が生産した物質(核酸、タンパク質・酵素、抗生物質など)を第三者に渡すことは自由です。
関連FAQ: 「配布された生物遺伝資源を、共同研究者や全く関係のない研究者等に手渡してもよいですか。」「配布された生物遺伝資源を産業的に利用したり、特許を取得したりしても構わないですか。

同意書の「・・・当該生物遺伝資源から生ずる利益については、生物多様性条約に従って原産国の主権的権利を尊重し、付帯されている材料移転契約等に従います」とはどういう意味ですか。

生物多様性条約において、生物遺伝資源の原産国の主権的権利が認められています。日本は本条約に加入していることから、その権利を尊重しなければなりません。生物遺伝資源の利用から生じる利益の配分等に関し、当ジーンバンクから配布を受けた者も、同条約に基づいて原産国に権利を主張される可能性があります。該当する生物遺伝資源は、1993年12月28日以降に原産国(採取地)から受け入れたものですが、同意書の様式には、一律に記載させて頂いております。条約等に関して詳細は「遺伝資源をめぐる国際情勢」をご参照ください。

その他

生物遺伝資源の手引き書のようなものはありますか。

生物遺伝資源をよりよい状態で取り扱うためのマニュアルを整備しています。各遺伝資源部門の「マニュアル」をご覧ください。

配布された生物遺伝資源が生育しない(異常が認められる)のですが。

(植物遺伝資源)
種子を受け取られてすぐに播いたのに発芽しない場合や配布した生物遺伝資源の不具合による不発芽の場合には、再配布や代替品の配布も可能ですので、なるべくE-mailまたはFAXによりジーンバンク事業推進室へご連絡ください。ジーンバンクでは定期的に発芽調査を行っていますが、作物種によっては十分な発芽率を維持するのが難しい場合があります。配布する種子の袋にジーンバンクで調査した発芽率を表示しております(この発芽率を保証するものではありません)。表示されている発芽率に関わらず、播種条件によっては発芽率が著しく低くなる場合があります。湿らせたろ紙やペーパータオルを用いて芽出しをしたうえで、土に移植して育苗する等、十分な催芽後に移植されることをお勧めします。また、発芽率の低い場合は可能な限り増量して配布しますが(野生種または近縁野生種を除く)、発芽率が50%未満の種子は、直接土に播種したのでは、ほとんど発芽しない場合があります。そのためお手数ですが、十分な催芽後に移植されるようお願いいたします。
また、受け取られてから数ヶ月間室内などに放置すると発芽率は急速に低下します。種子を受け取られてすぐに播種されないときには、種子を袋に入れたまま吸湿剤(シリカゲルなど)とともに密閉容器(例えば食品用のもの)に入れて冷蔵庫で保存すれば、多くの作物で発芽率の低下を防ぐことができます。また、野生種やある種の牧草などでは種子休眠が強い場合もありますのでご留意ください。

(微生物遺伝資源)
場合によっては再配布や代替品の配布も可能ですので、なるべくE-mailまたはFAXによりジーンバンク事業推進室へご連絡ください。再配布したものについてのトラブルも同じようにご連絡ください。トラブルを避けるためにも、配布された微生物遺伝資源は、受け取り後直ちに新しい培地に接種を行い、生残を確認してください。

(動物遺伝資源)
配布したもので発生、受胎しないようであれば、なるべくE-mailまたはFAXによりジーンバンク事業推進室までご連絡ください。動物種により保存法、その後の利用法の完成度が異なるため、状況に応じて再配布等で対応させて頂きます。

(DNA等)
何らかの異常がみられた場合には、なるべくE-mailまたはFAXによりジーンバンク事業推進室までご連絡ください。

配布された植物ウイルスの活性が低下しているようなのですが。

植物ウイルスについてはL-乾燥感染葉等をアンプルで配布しております。到着後なるべく早く宿主へ接種し増殖していただくか、ご使用まで日数がある場合は冷凍庫に保存していただくことをお勧めします。

受領した種子はどのように保管すればよいですか。

密封できる容器(種子の量に応じて、ジッパー付きポリ袋またはタッパー)に入れ、通常の冷蔵庫に保管してください。約半年程は発芽に支障ありません。

微生物遺伝資源の配布形態、培地、復元、移植、保存方法を知りたいのですが。

細菌・ウイルス・酵母・糸状菌等の内、凍結乾燥できる微生物種はアンプルで配布しております。糸状菌は、主にグリセロール浸漬物(2mlチューブ、解凍状態)またはスラント培養物での配布になります。糸状菌については、配布標品到着後すぐに使用しない場合は、冷蔵庫に保管してください。その場合でも、1週間程度以内に新しい培地に移植し生残を確認してください。植物ウイルスについては、L-乾燥感染葉等をアンプルで送付しています。純化ウイルス粒子が必要な場合には、申込者自身が同アンプル標品を元に増殖し精製してください。ネグサレセンチュウについては、培養植物(アルファルファ)カルスを無菌エッペンドルフに詰めて送ります。ネコブセンチュウについては、分離した第2期幼虫を水と共に10-20ml管瓶に入れて送りますが、注文により植物栽培後の線虫増殖土壌を送ることもできます。シストセンチュウについては、主に線虫増殖土壌の配布となります。その他、アンプル等の復元方法、スラント培養物等の移植方法、各種微生物遺伝資源の保存方法等については、微生物取り扱いマニュアルまたは出版物をご参照ください。

乳酸菌等の培養条件を知りたいのですが。

微生物遺伝資源の検索」からMAFF番号ごとの詳細情報を参照することにより、当該微生物株の培養条件を確認することができます。乳酸菌の培養は、通常MRS培地を用いますが、それでも培養が難しい菌株がありますので、BCP加プレートカウントアガール(日水製薬)をおすすめいたします。培養温度は30度。好気性ですとコロニーが少なく形成されますので、微好気性から嫌気性(混釈培養)の培養条件で培養してください。この培地には、指示薬が入っており培養に伴い乳酸を生産するとコロニーの周りが黄色に変色します。

微生物遺伝資源の特許について知りたいのですが。

生物遺伝資源に付与されている特許権は、それぞれの特許権者が有しています。当ジーンバンク登録微生物遺伝資源に係る特許のすべてを独立行政法人農業生物資源研究所が有しているわけではありません。ジーンバンクが把握している関係特許については、「微生物遺伝資源の検索」からMAFF番号ごとの詳細情報を参照することにより、当該微生物遺伝資源の特許番号・公開番号などを確認することができます。