白色レグホーン(アンソニー系)(東京)

農業生物資源研究所 菊地和弘氏 提供

白色レグホーンは、地中海原産の品種で、イタリアで成立したといわれる。羽装は白色である。レグホーンという名称は、1835年に褐色種がイタリアのリボルノ(Livorno)港からアメリカに輸出されたことに由来し、リボルノの英語名レグホーン(Leghorn)が品種名になったという。白色レグホーン(アンソニー系)は、アメリカのアンソニー農場で育種された系統をさす。

典型的な卵用タイプ。羽性は野生型で、速羽性である。羽色は白色で、優性白色(I)遺伝子による。鶏冠は単冠で赤色を呈する。皮膚と脚色は黄色である。肉髯は赤色で大きい。地中海沿岸の品種と共通の特徴を持っており、体型は赤色野鶏に類似した地鶏タイプで、耳朶が白く、卵殻色が白色で、就巣性はない。

初産日齢は150~160日齢。卵重は60g前後。産卵率は白色レグホーンとしてはあまり高くない。

白色レグホーン(東京・アンソニー系)は、抗病性が高いといわれ、東京都畜産試験場が卵数改善を目的に栃木県畜産試験場より導入した系統である。