東天紅(茨城)

茨城県養鶏試験場 提供

東天紅は、高知県西北部の山間部で昔から飼われていた鶏種である。小国鶏の五色羽色種から変化して東天紅が成立したといわれている。日本の三大長鳴鶏の一つで、主な飼育地は高知県である。昭和11年に天然記念物に指定された。

鶏冠は単冠。耳朶は白色で、やや円みをおびる。頚羽は豊かで、よく翼肩をおおう。羽色は赤笹のみ。尾羽は豊富で長く、垂れ下がる。謡羽、小謡羽、覆尾羽も長く発達している。脚部は暗鉛色と楊柳色の2系統がある。

東天紅は、三鳴鶏のなかで最も長鳴き鶏種で、蜀鶏よりも幾分高く、抑揚では蜀鶏よりも平坦で、変化が少ない。

東天紅(茨城)は、茨城県養鶏試験場で飼養されていたものである。