名古屋種(東京)

農業生物資源研究所 菊地和弘氏 提供

名古屋種は、明治時代に名古屋地方で在来鶏とコーチンを交配したのが改良の最初であり、明治38年に名古屋コーチンとして公認され、大正8年に名古屋種と改められた。

本種はコーチン系実用鶏の代表的品種で、卵肉兼用種であるが、近年肉質の優れていることが見直されている。

羽性は野生タイプある。羽装はバフ色で雄の尾羽の部分が黒色を帯びる。皮膚の色及び脚色は鉛色である。耳朶は赤色、肉ぜんは赤で単対である。鶏冠は単冠。雌の体型はふっくらとしてコーチンタイプである。就巣性は弱冠あり、産卵数は年平均 230個で、褐色卵である。卵肉兼用種で肉質美味である。

名古屋種(東京)は東京都畜産試験場で飼養されていたものである。